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ファイバーチェア​

ファッションの街「神戸」に創る「衣類を再利用した椅子」。

神戸は古くからファッションデザイナーが時代を先取って街を彩ってきました。一方で近年のファストファッションの流行等から日本では年間100トンの衣類がゴミとして廃棄されています。これから先の未来、環境問題への解決は必須となり、エコ自体がファッションとなっていく先駆けとして、再利用の椅子を発信していきます。

さらにコロナ以後の時代には、外部の公共空間がこれまでよりも多様な使い方をされるようになると思います。段のある三角形の椅子に多様な使い方を内包することで、カフェで買ったコーヒーを腰掛けて飲む、ちょっとパソコンを開いて仕事をする、外でのレクチャーに複数の人が集まると、公園をさらにいろんな場面で立ち寄る場所へと変えていくきっかけになります。

リサイクル繊維で作られた花びらのようなカラフルな椅子が公園全体に広がることで、歩道からの人を誘導し、道で分断された公園全体を視覚的につなぐように展開していきます。

「未来へと発信する椅子」を創り、神戸の街から「みんなに愛される公園の風景」を創りだします。

期間:2021.01

用途:椅子、机

主要材料:衣類、ポリプロピレン、紫外線対策塗料
共同設計者:石橋知美

© イシバシナガラアーキテクツ

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